ルース

BC550時代のペルシア王国王子。ティタノガーディアンのドラケン。氷河期に出会い共に戦った竜族の戦士カイルの転生した姿。
キュロスの息子、エルグの父。
BC550時代の人物だが、主人公との再会はBC1300の時代である。カイルは覚醒しなかったが、ルースは最初からドラケンとしての覚醒をしている。

母はシオン人でルースの出産後に無くなっているが、その母はセリアとは叔母と姪の関係にあるという。従ってセリアは許嫁でありながら従姉妹でもある。
後にセリアとの間に息子エルグが生まれるが、何時作ったのかは不明である。

戦闘は前衛型。最初は魔法が使えないステータスだが、少しずつでも上げておくと使えるようになるし、魔法攻撃への耐性も上がり戦闘が楽になる。
主人公とはラスボス戦まで相棒として行動を共にするが、キュロスの血を継いだせいか、性格的には軽くてノリがいい。

個人的な見解ではあるが、主人公とルースが互いを相棒以上の存在として意識していたかは解らない。見解としては意識していたと思う。
ただ、様々なしがらみが多い彼等に、その想いが自身で叶えられる事はないと本能的に悟っていたのではないかと。
そして、その想いは次代のエルグイリアに引き継がれた。

天竜鬼神竜王という企画書の記述から仏教における八部衆の竜衆の王という事か。四天王に仕える鬼神八部衆と混同されやすく、旧サイトでの解釈ではマホーラガと解釈していたが、今回はただの竜王としておく。
「回転する炎」とも称された事から、仏教よりはキリスト教の創世記に出てくる、ケルビム(シオン)の剣という事になります。
ヒンドゥー教インド神話での神、アグニ?

「I」でのルース

BC1300の時代に転移してきた主人公に直ぐに出会う。彼自身はBC550の時代の人間なので、ダッパによって転移していたものと思われる。
その後はほぼ最後まで主人公と共に旅をする。文字通り最初から最後まで彼女の剣として戦った。

アシュラとの戦いの後、そうとは知らずに解放した、四方聖獣(と獣王)が守っていた(封印していた)冥界と地上界を繋ぐ扉から冥界の住人達が地上界へ溢れ出てきてしまう。
そこで荒らされる地上界を浄化する為に、再び洪水を起こさせるシオンの手助けとして、獣王の封印の地で、冥界からの住人達やその波動の流出を防ぐ事になる。
洪水後、行方不明。

「II」でのルース

かつて獣王ビストスが守っていた冥界の扉(次元の穴)のコアを守っているが負荷が高くかなり辛い状態だった。
さらに四方の封印が破られたことで負荷が増大し、遂に倒れてしまう。
ゲーム内の描写では倒れたまま場面が切り替わるため、生死の判断が付かない。ただし、エルグにドラケンとしての覚醒が起こった事から、息絶えたのではと思われる。


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