「II」での闇の主人公とでも言うべき人物。
その正体は1192年の神聖ローマ帝国の北方貴族、ヴァンダルク家長のライヒス・ヴァンダルク。
世に、神に復讐を誓い冥王と盟約を結ぶ事で人を超えた力を手にし、ラハンとして時空を超えて暗躍することになる。
直接的にはローマ教皇及びバインの殺害、サラディンの殺害未遂、冥界への扉(次元の穴)の開放、ローレン強奪および傷害など。
間接的にはキュロス暗殺、ペルシアのシオン王国やギリシア侵攻など
として、自らが仕掛けたキュロス暗殺に端を発するクーデター騒動により、次期皇帝として幼きダリウスを担ぎ上げ、その権力を手中に収める。
クーデターの首謀は同盟関係にあったシオン王国とでっち上げ、シオン王国を滅ぼす。
ダリウスが成長し、皇帝らしくなるも、彼の発言力は大きく、シオン王国の次…ギリシアへ攻め入る準備をしていた。
結局ギリシア侵攻はエルグ達の活躍もあり失敗、エルグ達に追い詰められるも逃亡する。
皇帝ネロを利用していた。結局皇帝すらモンスターにさせてしまう。
ネロに関してはゲーム内では悪の為政者扱いしているが、史実は少し違う。
タルカスからローレンを奪い去った件については、冥王との盟約により純粋な心を持つ人間の血が必要だったからである。
結局ローレンの血だけでは盟約がなされないと思い、その命をも奪おうとするがエルグ達の説得により思い留まる。
刹那、盟約の期限を迎えて怪物と化してしまうが、人間としての誇りを失う前にエルグ達によって倒される事を望み、その願いは叶えられる事になる。
この時の戦闘は2回連続で戦う。1度目はラハン1192、2度目はバンダルクとして。
何となく、最初に想起したのがこれ。
Wikipediaなんかで紐解くと…元々インドで尊敬されるべき修行僧などに対して使われた呼び方だが、「殺賊」や「不生」という意味もある。しかし、これは中国発の通俗語源解釈とのことらしい。
Wikipediaも無い時代に原作者が何処まで知っていたかにもよりますが、参考文献の著作のタイトルとか考えると、多少は共通点がありそうな気がします。