「II」の1192年に登場。
サラセン帝国の国主であり英雄であり37人の妻を持つとされる王。歴史上ではイスラム帝国(アッバース朝の主とするイスラム共同体と言った方がいいかもしれない)のアイユーブ朝の創設者でエジプト、シリア、メソポタミアを治めていた。クルド人。
ゲーム中での十字軍(歴史上では第3回十字軍)遠征時にイスラム側として戦っている。
イリアに興味を持ち、38人目の妻にしようとする…イリアの話を聞いて、十字軍側に親書を書いてイリアに渡した。
この親書が休戦に結びつくようだが、史実は違うので注意。元々1年も前から休戦へ向けた交渉が行われていた(エルサレムへの非武装のキリスト教徒の巡礼も認めている)。
ラハンに襲撃されたとき、レイラとガルーダによって助けられた。でエルグ達も来るのだが、この時はレイラを38人目の妻にしようと、何処かをナデナデしてしまい、ハリセンを喰らった。